3億年後にデータを残す ―日立の石英ガラス記録技術―
日立は石英ガラスでのデジタルデータの記録・再生に成功。
3億年を越えるデータ保存にも耐えうるとされ,文化遺産や公文書などの長期保存技術として期待されています。
私たちが後世に残したい、さまざまな記録を半永久的に保存する日立の石英ガラス記録技術。
耐久性の高い石英ガラスへのデータの記録はフェムト秒パルスレーザーという、高出力のレーザー装置を使います。
これは京都大学工学研究科三浦研究室との産学連携によって生まれました。
半永久的な保存寿命が注目され、2014年12月3日に打ち上げられた小惑星探査機はやぶさ2とともに超小型人工衛星しんえん2に3億年後へのメッセージが描かれた石英ガラスが搭載されました。
現在も宇宙空間を飛行し続けています。
6分程度の短い映像ですし、とても分かりやすく興味深いものでした。
みなさまもぜひご覧くださいませ。